香り師®︎を商標登録いたしました。
昨年2018年の5月より特許庁に申請していました「香り師」が先日2019年3月商標登録できました。
Aroma future®︎が2018年3月に登録完了し、続いて2つめの登録の完了です。
登録には多くの方に助けていただきました。本当にありがとうございました。
商標登録という機会に触れて自分なりに色々思うことがありましたので書いてみます。
取得しなくても良いなら取得しないでやりたかった
商標登録できたご報告なのに、こんなこと言うのはおバカさんで恩知らずかもしれませんが、タイトルにも書いてあるように「取得しなくても良いなら取得しないでやりたかった」という気持ちが実はありました。
特許も商標登録も権利。わたしにとっては縄張りを主張するようなもので、横取りするなよ。「これはわたしのものだ」と主張するものであるという印象がずっとありました。
その印象というのは、大企業等で競合しているのを見ていたからかもしれません。
その印象は今も変わらずにありますが、わたしの本心としては、
商標登録というシステムがなくても、奪い合いにならないような世界にはならないのだろうか。ということが在って、商標登録すること自体に実はあまり気乗りしていませんでした。
けれど、自分は奪うつもりはなくても、他の誰かが使っていて権利を主張されれば基本的には自分が先に使い始めていたとしても使えなくなってしまうのが現実。
香り師という言葉はわたしが創りました。
香り師という言葉自体、他の誰かが使いたくなるかどうか甚だ疑問ではありますが、
この名称はわたし以外の他の大切な人たちにも使って欲しい愛称として活用していこうと思っていましたから、
もし今後この名称が使えなくなるということが起こってしまった時に今の私では大切な人たちを守れないと思い、やっぱり登録しよう!となりました。
これから香り師になりたい。香り師としての生き方を体現していきたいと思ってくれる人が一人でもいるなら、
心置きなく名乗ってもらえるようにしておきたいなぁと思ったからです。
と、なんていうか、、、普通で無難すぎる結論すぎて自分で失笑。笑
ですが、これが今のわたしのキャパかなと真摯に受け止めます。
でも今、これを書いていて、また自分自身のステージが上がっていったときに、商標登録も手放せるかもと思った。
自分の中に一番大切なものはいつだってゼロから生み出せるという信念があるので、自分の中のそれが今とても反応してワクワクしています。
ひとって所有するものが多くなりそこに執着が加わるとどんどん重たくなっていきますが、執着がなければ大切なものが増えたって軽やかでいられると思っています。
重要なのはその取り扱い方であると感じます。
あ、そうかそれが自由か。
権利と自由って一緒に語られるけれど、その理由が分かった気がする。
ルールは自分だけのひとりぼっちの自由ではなくてお互いの自由を尊重し合うことなのかもしれない。
ビジネスをしていると自分の理想と現実のギャップに葛藤を覚えることは死ぬほどありますが、大切なことを見失わない機会を与えてもらっているのかもしれないとも今思いました。
なんだかんだ偉そうに言ったって、わたしはこの今の世界の住人なので、その中でできることを楽しみ、最善を尽くすしかありません。
自分だけならまだしも、他者が関わる時に様々な複雑な要素が生まれることを感じていますし、その難しさも含めて悩むことも増えましたが、
人と関わることを選択したからこそ経験できている重要なことであるとも感じています。
権利は自分を守ってくれる存在であると同時に自分を止めるものでもあるという両面を大切にしていきます。
表現者の創生
香り師®︎は資格でもありますが、生き方であり在り方です。
アロマテラピーに関わる部分も多分にありますが、根底にあるのは表現者を創生するということです。
自分という唯一無二の存在を目一杯表現できる人たちが増えていくといいな。
香り師の名称を活用される時は、®︎をつけてもらってももらわなくても構いません。もう登録はしているのであとはみんなにお任せ!
私自身も成長過程真っ只中です。
香り師たちと一緒に成長していきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
Aroma future
村川朋美(Sara)拝
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香り師としての観点から”ひとつのモノ”として捉えていろいろ書いています。
#1分1秒の愛し方