香り師の中で何をしているか
とても見えにくいとは思うのですが、
それに関してもその言葉に乗っからず
少しずつ書いていきますね。
今日はリブログしておきたい香り師さんの言葉があったので、それを書きたいと思います。
また、後半はそこから少し、わたしがしている仕事の作り方も追補記しておきます。
5期のまきさんは、香り師になる1年前から個人的にずっとコンサルティングセッションを継続して受けてくださっていました。
そして今5期の10月なので、
2人でしっかりと向き合ってお話してきて約2年程が経つことになります。
香り師では、対話をたくさんします。
コンサルティングセッションは、普段はコンサルと言っていますが、いわゆるお仕事のことだけを相談する「コンサル」という意味合いではなく
取り組んでいること、取り組みたいことは対話であり、
その対話の中で自分自身のことを知り、それぞれに自律的な旅を始めていくのです。
まきさんは、普段からパン教室や手型アート、モロッカンアートなどそれはもう様々な資格もお持ちでたくさんご活躍をされていて、また周りからもよく頼られる。
仕事もできるし、しっかりしてるし、要領も良い。
実際にそんなすごい側面をたくさん持っていて、周りの人からももちろんそのように評価を受けてここまで来られました。
だけど、本人は、
「自分のことがわからない」
私にはいつもそうやって話してくれていました。
自分をなくして、周りに合わせて、
周りが望む自分をこれまでずっと作って生きてきた。
そうすると、
自分が何を本当に望んでいるのかもわからなくて、
自分ってどういう人間なのかもわからなくて、、
…自分の嫌なところは分かるかな。
でも、自分の想いなんてわからない。
しっかり考える時間さえ取ってこなかった。
向き合えば、目を背けてきたものが
自分を責めてくるような気さえして、こわい。
目の前にやることがたくさんあって、忙しくしていたらとりあえずやることはあるのだから、
自分のことを考える余裕なんてなくたってなんとでも格好はつくから
そうやって生きてきたら、
自分のことがわからなくなってしまった。
そんな風に自分をどこかに置いてけぼりにしてしまった人は、たくさん、たくさんおられます。
だけど、私と、そして自分と向き合ってお話するようになって
少しずつ、少しずつ、自分とも向き合えるようになってきた。
もうこのままではいけないのではないかと
彼女の中の自分が、彼女に訴えかけていたのではないかと思います。
そうやって歩んできて、個別コンサル期1年、香り師になって10ヶ月目、
自分の怖さを超え、
たくさんのことを手放す勇気も育ってきた、
人を信頼できない自分も癒し、
人を信頼しても良いのだと理解し、
勇気を出してひとつずつ
目の前に起こる課題を乗り越えてきたら、
こんな言葉がやっと彼女の中から言葉になって生まれてきた。
以下、まきさんの言葉です。
私には、ぽつりぽつりとこの2年間話してはくれていたのです。
周りには話しても無駄だ、どうせ助けてなんてもらえないと思っていた頃には誰も助けることはできなかったけれど、
辛い人の力になるために本当に必要な器を自分の中に存在させたい。
彼女の本来持つエネルギーはマリア様みたいな優しくて温かいエネルギーなんだけれど、
その本来の優しくて温かい感じは、 私とふたりで話すときには折に触れて出てくるようになっていて。
その本来の優しさが溢れるたびに涙を流していたのだけれど。
なかなか彼女の勇気が出ず、外側には出せなかった。
書けばいいのに。と。
一言で言えばそれだけのことなのだけれど、
外側には違う自分を出してここまで来たのだから、
それはなかなかに勇気のいることで。
だけど、きっと彼女の中の想いが、きちんと彼女を後押ししてくれる日が来るだろうと思いながら一緒に歩んできて、先日この言葉を言葉として現してくれたのです。
とても辛い時期。
自分もずっとたったひとり(だと思って)頑張ってきた。
そんな長くて暗いトンネルの中で、やっと自分を迎えに来れた。
そのタイミングが来たときに、彼女はオリジナルの食の講座を作ることができました。
オリジナルの食の講座のことも、今年の年始からやっていくと良い兆しはすでに見えていたので、
作っていくと良いよという話をしていたのですが、なかなか実行する段階に移れなかった。
だけど、やっと彼女自ら作ってみようという気持ちに怖いながらも自然と立つことができ、先日リリースをすることになりました。
香り師には、お勤めの方もおられれば、個人事業主としてご活動をされている方もおられます。
コンテンツというのは、箱みたいなもので、箱自体はいくらでも作ろうと思えばすぐに作れるのです。
だけど、その箱は、「自分自身」でもあり、錬金術みたいなものでもあったりします。
自分の想いがそこに乗るのです。
これからの時代、私たちは私だからこその形を形成しなければ、
「幸せとは?」ということさえ見失い、この厳しい世界をただただサバイブしなければならなくなる。
それってとても苦しいことなのです。
自分の中の傷が癒える。
自分の中の想いが見えるようになる。
自分の中の想いを掴む。
自分の中の想いを言葉にして外側にアクセスさせる。
自分の中の想いを外側の人たちと共有する。
この世界で手渡せるように形を作る。
それを介してみんなと繋がっていく。
それが広がって、外側の人たちからフィードバックされる。
フィードバックされたものを自分の中で咀嚼して
自分の器をまた広げて、
自分の想いを更に昇華させ
新しいものに更新して、また世に出していく。
そこにはいつでも、自分の想いがあり
「こんな世界になったらいいな」というその想いが そうやって、
社会に貢献するものとなって還元されていく。
もちろん自分にも還ってくるものは大きくなっていくのです。
与えるものは与えられる。
これが香り師でお仕事チームが取り組む「想いと貢献ベースのお仕事の作り方」です。
まだカケラ程しか説明できていませんが、 そういうことができる。
世間一般の常識ももちろんありますね。
それも間違っておらず、またそれを否定するものでもないのです。
ただ、あまり実行されてこなかったのかもしれない。
だけど、この仕事の作り方は、これからの時代としても強いのです。
自分自身という土台を、信頼しながら世界の法則を使って
自分の想いを社会に還元しながら自分自身も受け取っていく。
そんな循環を体現できる香り師を、引き続き育てていきたいと思っています。
まだまだこれから、人生は続く🥰
まきさん、自分自身の可能性を信じてくれてありがとう。
まだ始まったばかり。 楽しんでまいりましょう✨
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