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インフルエンザA型で寝込んでいた彼女のためのアロマの話

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2月後半に入り、気候も大分と春めいてきました。

それに伴い、インフルエンザも落ち着いてきたでしょうか。

とはいえ、遅ればせながら罹患されている方もいらして、ちょうど先日咳と鼻水がつらいとのことでアロマライフMasterコースの生徒さまよりご相談をいただいてのでシェアしておきます。

普段は健康に関してのご相談は基本的に承っておりません。

アロマライフMasterコースの生徒さまに限り、自分自身とメンバーさんの勉強の一環(特典)ということで一緒に考察をしております。

アロマライフMasterコースはアロマをこれから生活の中に取り入れたいという初心者さんから受講していただけるコースのことです。

アロマライフMasterコース

アロマを生活に取り入れたいけれど、何から始めたら良いのか分からない…というあなたが 安心安全に「アロマと仲良くなって」使いこなせるようになるために創りました。 楽しくて癒されるアロマテラピーの世界へよ ...

相談時の身体の状態と呼吸器

  • 発症4日目
  • インフルエンザA型で寝込んでいる
  • ピークの39.7度は越えたものの、37.0度まで下がっては38.5まで上がりを繰り返している。
  • 咳と鼻水が出る
  • 鼻がきかない

ご相談くださった生徒様は、上記のような状態で、LINEの向こうから感じられる重たくてお辛そうな感じ。。

インフルエンザウイルスに感染すると、症状が強く出るという体感を経験された方は少なくないと思います。

気管には、外から身体の中へ侵入しようとしているバイキンやウイルスさんたちを外に追い出そうとするための繊毛細胞が待ち構えていますね。

繊毛細胞は毛のようにうねうね動いて、異物を絡めとり外に排出しようとしてくれるわたしたちの身体を守ってくれている細胞さんです。

インフルエンザウイルスによって気管にある繊毛細胞がダメージを受けると、

細菌による二次感染が起こり、咳がひどくなったり粘性の高い痰が出たりしてしまうこともあります。

アロマを使ってケアするということは、感染源をどうにかやっつけたいということもあるかと思いますが、

その気道の炎症をケアすることも期待していますよね。

呼吸器のケアに使える精油は本当にたくさんあると思いますが、今回は以下のレシピはどうかと提案をしてみました。

インフル<咳&鼻水>対策

  • ブラックスプルース 
  • ローズマリーシネオール 
  • ペパーミント 
  • ユーカリラディアタ 
  • ホホバオイル 5ミリ

これらを全部ブレンドして、胸、背中、鼻辺りに1日2〜3回塗布。

ユーカリラディアタやブラックスプルースなどをディフューザーでデュフューズするのもオッケーです。

今回選んだ精油を4本ともスッキリとした香りの葉っぱ系の香りです。

少しだけ精油の説明

ブラックスプルース

ブラックスプルースはわたし自身は生徒様にはお肌のかゆみのケアでお伝えすることの多い精油ですが、呼吸器系のケアにも使えます。

ブラックスプルースは咳のケアにと思い、選びました。

あと鼻が利かないとおっしゃっていたのでお鼻もグズグズに詰まっているのだろうなと思い、少しでもその炎症が落ち着くと良いなと思い選びました。

学名:Picea mariana 科名:マツ科

水蒸気蒸留部位:針葉

ブラックスプルースの主な成分
  • モノテルペン炭化水素類
    α-ピネン、カンフェン、δ-3-カレン
  • エステル類
    酢酸ボルニル
  • その他微量にセスキテルペン炭化水素類など

抗菌、抗ウイルス作用を持つモノテルペン炭化水素類を多く含み、副腎皮質ホルモン様の作用を持つ精油です。

モノテルペン炭化水素類エステル類どちらにも抗炎症作用があるので、炎症を伴う感染症のケアにも良いと思います。

またα-ピネンの強壮作用や、モノテルペン炭化水素類、またはブラックスプルース自体が持っているコーチゾン様作用(副腎皮質ホルモン様作用)の影響もあり、

長引く風邪でお疲れの身体の疲労感も救ってくれるではないかと思います。

コーチゾン様作用や、δ-3-カレンには鎮咳作用があるので、咳のケアにも良さそうです。

コーチゾン様作用はアレルギー系の炎症にも強いですが、風邪で起こる気管支の炎症にも役立ってくれます。

副鼻腔炎なんかにも良いと思います。鼻水などの鬱滞とした水分が多くむくんでいる感じの症状を流してケアしてくれますね。

これからの季節はどちらかというと花粉症のアレルギー系の鼻水にも役立ってくれそうですね。

ローズマリー・シネオール

ローズマリー・シネオールは酸化物類の1.8シネオールの含有が50%程度、それ以外にモノテルペン炭化水素類のα-ピネンやβ- ピネンなど、ケトン類のカンファーなども5〜15%程度含有しています。

ローズマリーもブラックスプルースとは違ったスーッとした清涼感のある香りで、呼吸器系の鬱滞がある場合は使いやすいのではないかと思います。

学名:Rosmarinus officinalis 科名:シソ科

水蒸気蒸留部位:花と茎葉

ローズマリ・シネオールの主な成分
  • 酸化物類
    1.8シネオール
  • モノテルペン炭化水素類
    α-ピネン、β-ピネン
  • ケトン類
    カンファー
  • その他モノテルペンアルコール類など

酸化物類の1.8シネオールには気管支炎充血緩和作用や抗菌作用、抗炎症作用などがあると言われています。

また免疫調整作用もあります。

カンファーも去痰作用が優秀ですね。呼吸器系のケアに使えます。

ローズマリーの方がブラックスプルースより香りはやさしいかな?

ペパーミント

学名:Mentha piperita 科名:シソ科

水蒸気蒸留部位:全草

ペパーミントの主な成分
  • モノテルペンアルコール類
    l-メントール
  • ケトン類
    l-メントン
  • その他モノテルペン炭化水素類、酸化物類、エステル類など

モノテルペンアルコール類のl-メントールの清涼感や血管収縮作用で鼻炎系の症状が和らぎそうです。

こちらもケトン類のメントンを含有しているので、鼻水ケアにはもってこい。

鼻が利かなくても、スーッとする感覚を感じているうちにどばっと鼻水が出てすっきりするときもあります。

ユーカリ・ラディアタ

学名:Eucalyptus radiata 科名:フトモモ科

水蒸気蒸留部位:葉

こちらも1.8シネオールを多く含む精油です。

たくさん種類のあるユーカリの中では刺激は少ないとされ、比較的使いやすい精油のひとつです。

ユーカリ・ラディアタの主な成分
  • 酸化物類
    1.8シネオール
  • モノテルペン炭化水素類
    リモネン
  • その他モノテルペンアルコール類、エステル類など

耳鼻咽喉系のケアにはよくよく使います。

呼吸器系の炎症やカタル性症状、去痰、鼻の鬱血除去作用などで用いますし、免疫刺激、活力増強作用などを狙ってやはり風邪のときは入れることが多くなる精油です。

ユーカリ・ラディアタ精油は、インフルエンザウイルスにも対抗できるということでインフルにもぜひ立ち向かってもらえるとこころ強いですね。

禁忌事項

今回はこの4つの精油を用いました。

比較的風邪、呼吸器系疾患にはよく使うベタな精油をピックアップしています。

ローズマリー・シネオールとペパーミントには禁忌事項がありますのでこちらについて記載いたします。

ケトン類のカンファー、l-メントンの神経毒性

アロマテラピーを行う上で、特にメディカルアロマをアロマライフに取り入れるときは、必ず成分を確認することになります。

その中でもケトン類という成分名を耳にした時はより注意が必要になりますので少し覚えておくとトラブルを防ぎやすいかもしれません。

ケトン類には神経毒性や流産惹起作用があるため以下の方は使用しないまたは使用を控えるよう注意してください。

  • 3才未満の乳幼児
  • 妊婦、授乳中の方
  • てんかんをお持ちの方
  • 高血圧の方
  • 高齢で神経系統が弱い方

またペパーミントは広範囲に塗布すると、冷却作用が強く働き逆に危険なこともありますので、

全身に及ぶような広範囲には使用せず、局所使いにとどめるようにしてください。

禁忌については初心者の方は安易に判断せず、不安があれば、お近くのアロマセラピストさまや香り師にご相談ください。

さいごに

今回のレシピは基本的にはメディカルアロマで対症療法的な側面の強いレシピですが、

免疫の力をサポートし、疲労感が積もる身体のサポートをしてくれるのはアロマテラピーの良いところですね。

今回は葉っぱ系の精油ばかりを選びましたが、最初にお伝えしたように、

とても重たい感じがした。

というのが一番の理由です。

鼻水の鬱滞感や発熱が続く疲労感。

まとわりつくしんどさなど色々ありますが、それらを清涼感のある精油で取り払えると良いと思い、今回はこの4本にしました。

他にも色々精油はあります。

ぜひ少しずつお勉強しながら使ってみてくださいね!

アロマライフMasterコース

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  • この記事を書いた人

村川朋美

資格で終わらない新しいアロマのお仕事。 香り師の育成。 自然体でみんなしあわせになれ。 ホリスティックで、自由で、最上級な生き方を。感動できる人生を送ろう。 時々二脊の娘や家族のこと。
※企業研修、セミナーご依頼等は別途問い合わせください

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