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NARD JAPAN ナード アロマアドバイザーコース レッスン2

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先日、ナードのアロマアドバイザーコース9月生がスタートいたしました。本日はレッスン2のレポートです。

NARD JAPAN ナードのアロマアドバイザーコースとは

NARD JAPANのアロマアドバイザーコースは、日々の生活の中で精油を安全且つ適切に使えるようになることを目的として設計されたコースです。

安全なアロマテラピーを実践するために知識や理論を学び、実践を重ねます。今日はボリュームたっぷりの精油の化学 レッスン2へと進みました。

精油の化学の基礎〜アロマテラピーのミクロの世界へ〜

植物とヒトとの関わり

この章では、精油の化学について学んでいきますが、まずその前に植物と動物の代謝についても少し触れてまいります。

植物と動物の関係とは何たるものか、命とは、という本質に迫る内容です。

私の大好物なお話です。

私たちは生まれる前から細胞分裂を繰り返し、栄養を取り込んでは、それらを酸化し変化させてエネルギーに変えて、また生命を維持するために使います。

日々、細胞は生まれては壊れてを繰り返す、この「代謝」という仕組みのすごさたるや。

代謝がとめどなく繰り返され、成長し、そして成熟して最後は枯れていきます。

植物もまた、タネが発芽し、成長し、花を咲かせ実を結び、といったその繰り返しの中で生きています。

死ぬまで続くこのサイクルは、植物と動物の関係の中で成り立つことの面白さがここにあることに萌え萌えです。

植物と動物の代謝のしくみ

皆さんもよくご存知のように、植物は光エネルギーを使って水と空気中の二酸化炭素から炭水化物(糖類)を合成しています。

また、水を分解する過程で生まれた酸素も大気中に吐き出しています。

二酸化炭素と水と光を使って、糖と酸素ができる。というイメージ。

植物は私たち動物のように自由に動き回ることはできませんが、餌を求めて動き回らずとも餓死せずに生き続けることができるのは、自分自身で必要な栄養を作り出すことができるからですね。

このように、無機物から有機物(ここでは炭水化物)を作り出すことができる仕組みを持つ生物のことを独立栄養生物と言います。

そして、私たち動物は植物たちが光合成によって作り出した物質を食べたり呼吸をすることによって体に取り込んで、エネルギーに変換をして活用し生きています。

植物のような独立栄養生物から有機物を得ながら生きる私たち動物は、従属栄養生物と言われています。

植物と動物は、このような絶妙な関係の中でバランスを保ちながら生きているのだから、すごいですよね。

植物も動物も、違いはありますが、外界と物質をやりとりしたり、体内で 物質を変化させる過程を代謝と言います。

そして代謝には、一次代謝二次代謝があります。

人間が便宜的に区別したものですが、まぁ一応そういった区別があります。

私たちがアロマテラピーで活用する精油は、香りを持つ芳香植物から採油されますが、この植物が持つ香りのカプセルは、植物の二次代謝によって作られるものとされています。

この単元では、一次代謝とは、そして二次代謝とは、といったところから「なぜ、植物は香りを作り出すのか?」と言ったことについてお話を進めました。

二次代謝で作られる物質は、香り成分やその他にアルカロイドやフラボノイドなど毒や薬効を持つ物質です。

なぜ直接生命の維持に必要ではなかった二次代謝産物を生物が作り出すようになったのかについては、こういった書籍を読まれてもとても面白いと思います。

また植物成分についてはこういった本もカラーで見やすいかもしれません。

精油に含まれる芳香分子

さて、そこからやっと芳香分子のお話に入ってまいります。

精油とは、芳香植物から抽出した芳香分子の集合体ですが、では化学的には一体どういうものであるのかということを学んでいきます。

精油とは?の基礎はレッスン1ですでに学びました。

NARD JAPAN ナード アロマアドバイザーコース レッスン1

先日、ナードのアロマアドバイザーコース9月生がスタートいたしました。本日はレポートです。 NARD JAPAN ナードのアロマアドバイザーコースとは NARD JAPANのアロマアドバイザーコースは、 ...

例えばラベンダー・アングスティフォリアという精油には代表的な成分としてリナロールや酢酸リナリルといった成分を含有しています。

そしてそれらの分子はもっと細かく見ていくと、炭素や水素、そして酸素からできています。

炭素や水素、酸素の組み合わせで、例えばリナロールという芳香分子が出来上がり、そしてそのリナロールという成分にはリナロール固有の香りがあり、そして作用があります。

また精油には酸化しやすい精油や香りが軽い精油、重い精油など様々な個性があります。

それらがなぜ、酸化しやすいのか、また香りが軽いのか、重いのかといったことが、化学を学んでいくことでより理解が深まります。

化学というとリケジョじゃないと難しそう。。というイメージがあるかもしれませんが、私自身完全な文系女子。

本物の化学の世界は難しいかもしれませんが、文系女子な私でも、アロマの世界の化学ならやってこれました。

ぜひあまり苦手意識を持ちすぎずに、お勉強してみてほしいなぁと思う単元です。

わかると本当に面白くて、また更に精油のことが大好きになります!

けれど、そうはいっても化学の基礎は抑えておかなければやはりわからないこともありますので、この単元では、原子ってなんだったかしら?分子ってなんだったかしら?というところから進めてまいります。

水素にはいくつ手があって、炭素にはいくつ手があって、、というところからです。

そして分子量の計算や分子式、構造式の違いも簡単に説明をし、そして単結合や二重結合についても触れていきます。

これは精油だけではなく、油脂の勉強をする方にも大事なところですよね。

特に二重結合!!二重結合が意味することはとっても大事!!

なるほど二重結合ってそういうことなのね、というのが理解できたら次へと進んでまいります。

精油の化学の基礎:3つの構造と官能基

この辺りからいよいよ精油の化学という感じの匂いがしてきます。

精油の世界では芳香分子の3つの構造を整理して学んでおくと、あのカタカナばかりでややこしく思えるモノテルペンどうのこうの、、という方向性分類の分類についてもなるほど!と理解しやすくなってまいります。

だから、がんばろう!!

精油の化学で扱う3つの構造は、

  1. テルペン系化合物
  2. 芳香族化合物
  3. 脂肪族化合物

の3つです。特に香りに関するものだと1と2の化合物は重要です。

それぞれの詳細はレッスンにてお話をしていますが、なぜモノテルペン、セスキテルペン、ジテルペンという名前がついているのかも、この単元を学んでいくことで理解が進みます。

こちらテルペン系化合物のしっぽのないお馬ちゃんといわれるイソプレンの構造式です。

この図もだんだんと見慣れてくるはず。

基礎骨格と官能基との組み合わせ

そして官能基についてはアドバイザーでは簡単に触れるだけになりますが、これまた理解ができると、モノテルペン炭化水素類とものテルペンアルコール類がどう違うのか、ということもわかるようになってまいります。

アルデヒドやケトンの関係も。

アルコール類がなぜ電子座標で左下にくるのかも。理解できるでしょう。

化学って素晴らしいですね。難しいところもあるけれど、これがあるからこそ納得できることがやはりたくさんあるのです。

そしてリナロールの構造式を描いてみよう!というちょっとした実践に入ってまいります。

ここまで学んでこれば、その日にリナロールの構造式が書けるようになります。

芳香成分類:電子座標

各芳香成分類の化学的なことがうっすら分かってきたところで、電子座標についても触れてまいります。

この電子座標についてはレッスン10の体質改善の章でもう一度お勉強するのですが、この座標をうまく使えるようになるとアロマテラピーの幅がぐっと広がると個人的に思っています。

下が+帯電(強壮)、上がー帯電(鎮静)、そして左が極性、右が無極性として十字に線を引き、4つの部屋ができあがります。

これらにモノテルペン炭化水素類やケトン類といった各芳香成分類の名称が場所を決めてはまっていくこととなります。

例えばモノテルペン炭化水素類は右下辺りの位置にくるものになります。

ちょうどこの図は、痒みの話になって、痒みを鎮める力を持つ精油の話になったんですね。

それで、たとえば鎮掻痒作用といえば、カモミールジャーマンという精油があるのですが、他にもブラックスプルースという精油も痒みのあるときにケアにはよく選択肢として上がってくる精油です。

けれど、この2つは痒みを鎮めるメカニズムが違い、その違いは電子座標の位置にも現れます。

同じくラベンダーアングスティフォリアの鎮静作用はどこに位置することで発揮されるのか、ペパーミントの麻酔作用はどこの位置にくるのか、

ということも、化学成分と、精油の特徴、そしてこの電子座標を組み合わせることでより明確になってまいります。

これは本当に面白いです!

ここではまずは触りだけですが、そうも言ってられないくらい色々説明したくなります。

クラフト実習:バーム(軟膏)

レッスン2は実はまだまだ続くのですが、あまりにもボリュームが大きいため、一度では終わらず今回は残りは次回に回してクラフト実習でしめることにしました。

レッスン2のクラフト実習ではバーム作りをしました。

バームを作るにはオイルを固めるための基材が必要です。その基材にはよくミツロウワックスが使われますが、今回使用するのはファーナスペレットというペレットを使います。

基材については手作りコスメを学ぶと更に色々とわかることがありますが、他にもキャンデリラワックスなど、ワックス系は主要なものがいくつか存在します。

ファーナスペレットは、匂いもなく個人的にとても使いやすい軟膏基材だと思います。

湯煎で溶かしながらクリームを作り、最後に精油を入れてまぜまぜして固まったらできあがりです。とっても簡単。

リップにもネイルケアにも、ハンドクリームにもなりそうです。

次回はレッスン2の続きからがんばりましょう^^

ナードのアロマ・アドバイザーコースは随時募集しております。

できるだけ生徒様のご都合にも合わせることができるようご相談にも乗っていますので、お気軽にお問い合わせください。

概要はこちらにもございます↓
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アロマテラピーは役立ち、またとても暮らしを豊かにしてくれます。

香りを楽しむ心の余裕が持てると素敵なライフスタイルですね。

レッスン2は少しボリュームが大きかったですが、理解できるとぐっとアロマテラピーの奥深さに触れることができます。

次回もお楽しみに!

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  • この記事を書いた人

村川朋美

香り師®︎の育成・プロデュースを行う。香り師®︎創始。Aroma future主宰。 アロマテラピー、コンサルティング、タイムマネジメントなど総括して指導。依存せず自立した人たちが尊重し合える社会を創ることが目標。 【違いがあることはpositive】 時々二脊の娘のことも綴ります。 ※企業研修、セミナーご依頼等は別途お問い合わせください。

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