アロマの知識 ブログ 初めてさん向け記事

アロマオイルとは何なの?これは精油?それとも芳香剤?

更新日:

こんにちは、さらです。

先日、ある雑貨屋さんを見つけて、何気なくフラっと立ち寄った時のことをちょっとお話させてください😊

雑貨が色々と販売されていて、シャンプーなどのバスグッズが置いてあったり

たくさんのお客さまが色々な品を手に取り楽しんでおられて賑わっていました😊

私もぐるりとお店を見て回っていたら、アロマらしきものも置いてあるのを発見。

小さな小瓶がずらっと並んでいて、私は、「あっ、アロマがあるのかな!」と思って近づいてみると、ローズやカモミールと書かれた青い小瓶。

1本手にとってみました。

テスターの小瓶の蓋を開けてクンクンと匂いを嗅いでみると、

「あ、これは精油(エッセンシャルオイルじゃない)」と思いました。

陳列棚をよく見ると、

<アロマエッセンス アロマオイル>という表記がありました。

香りの印象や裏のラベルの記載からも、

これは人工的に作られた合成香料の芳香製品なんだなということが分かりました。

その少し上の棚には、実は「精油」もありました。

こちらには<100%天然精油ラベンダー>と書いてありました。

精油は天然香料の分類ですね。

この二つの違い、私たちアロマテラピーに携わる者には意味がわかるのですが、

一般の方は違いがわかるのだろうかと、思いながら眺めていたのです。

・天然香料の精油(エッセンシャルオイル)」

人工的な合成香料の芳香雑貨

香料としてひとくくりにすると、どちらも香料(フレグランス)です。

だけど、どちらも「アロマオイル」と呼ぶことがありますよね。

でも、「精油」と「芳香雑貨としてのアロマオイル」は別物です。

どちらも香りを楽しめるものであることは同じなのですが、

アロマテラピーとして活用する際は合成の香料ではなく精油(エッセンシャルオイル)を用います。

だけど、同じようなガラスの小瓶に入って同じ場所に並んでいると、その違いがすごく分かりにくく感じます(涙

お店の陳列としては、メーカーごとに陳列棚は変えてはあるのですが、

香りコーナーとしては一緒にまとめて陳列してあり、

おそらく一般の方はこれが精油と呼ばれるアロマテラピーで使えるものなのか、それとも芳香雑貨としてのアロマオイルなのかは

分からないのではないかなぁと思ったのです。

この棚の後ろの列には、実は精油コーナーがあって、そちらは生活の木さんなどのメジャーなメーカーの精油がいくつかまとめて置いてありました。

なのでおそらく、芳香雑貨と精油はお店としては分けてはおられるのも感じられました。

だけど、この棚に限っては一緒になってる。きっと陳列棚の置く場所の加減だとは思います。

 

香りも実際に嗅いでみれば、私たちのようなアロマが身近にある者としては、普段から精油の香りを嗅いでいるわけですから、

それが合成香料なのか、精油の自然の香りなのかというのは分かるのだけれど、

そもそもの精油の香りを知らない人が

<アロマオイル>と表記されている香りを嗅いだら、

それが「アロマの香りだ」と認識してしまっても仕方ないですね。

ローズと書かれたボトルの香りを嗅げば、「あ、ローズだー✨」ってきっとなるんです。

私のところにお越しくださるお客さまでも、「私ローズの香りが好きなんです!」と仰ってくださる方がいらして、

精油のローズの香りを嗅いでいただくと、「これじゃない🙃」というお顔をされることは、少なくないのです。

それくらい、合成のローズの香りを天然のローズの香りだと思っておられる方はたくさんおられます。

もちろんローズだけではなく、そのほかの香りも一緒。

サシェなどローズやラベンダーの香りがついた製品は雑貨屋さんにたくさん並んでいたりしますよね。

それが一般の方にとってはやっぱり「アロマ」なんですよね。

だけど、それはアロマテラピーで用いる「精油のローズの香り」では決してないのです。

やっぱりどうしたって、それは芳香剤やポプリのローズの香りなのです。

両方ローズなのが悩ましい。笑

 

良い、悪いのお話では決してなく、ただ人工的な芳香雑貨と精油は、私たちが思っている以上に別物として取り扱った方が良いのではないかと思ってしまうのです。

アロマテラピーに携わる者としては、そういう目線でどうしても考えてしまうのですが、

いや、でも一緒の場所に置くことのメリットや気持ちもわからんでもないところもあります。

お店の方も理解して陳列されていたり、ポップを作成されているのは見ればよくわかります。

表記は法律の則り適切に表記されています。

このお店の方は理解されておられると思うの。

でも、一般の方は、わからない。それが問題。

むずかしいー

 

本当に。人工的な合成香料が悪いということが言いたいわけじゃないのです。

ただ、ややこしい。笑

ややこしいーー🤣

 

だって、やはり私からすれば合成香料とアロマテラピー用の精油はやっぱり違うものです。

だけど、「香りを楽しむ雑貨」とすれば、そりゃ、「同じもの」にもなっちゃう。

芳香雑貨と精油を一緒に置くことで、

「これはアロマテラピー用の精油なのか、芳香剤として販売されているものなのか」が、わからない。(しつこい)

むずかしいーーー。

誤った認識が定着する可能性は大です。

アロマテラピー用はアロマテラピー用として、

芳香雑貨は芳香雑貨として、棚は分けては置けないものだろうか、立ち止まりながら考えてしまいました。
(裏側の棚は精油のみで分けてあるのだけれど、あともうひと超え。なんとか🤣)

 

ちょっと話は変わりますが、

それが精油なのか、合成香料の芳香雑貨なのかの見分け方としては、色々あります。

この時にも、ポップの<アロマオイル><100%天然精油>という表記だけではなく、

あと二ヶ所ほど私はチェックをして、それが本当に合成香料か、天然精油かを確認しました。

そういったことも、アロマをお勉強すると可能になります。

これは、アロマだけにとどまらず、私たちが日頃から様々なものをお買い物する中で、

意外とわからないままに意図せぬものを購入してしまっていたり、

または誤ったまま認識をしていることというのは多々あることです。

「肌にやさしい」と書いてある化粧品。

それは本当に「やさしいのか?」

何をもって優しいと表現されているのでしょうか。

どうしても私たちはイメージで選んでしまうので、それ以上深く考えずに選んでしまっています。

むずかしいことが全て分かる必要はないかもしれません。

ただ、少しこの世の仕組み、商品として販売されるものの仕組みを知っているだけでも、

自分が欲しいと思っているものや情報に辿り着きやすくなっていくとは思います😊

何をチェックするべきか、情報はどんな風に読み解けば良いのかなど、

日常でも非常に役に立つ自分自身のためのスキルとなると思います。

アロマテラピーは心身に心地よい影響を与えてくれる自然療法、代替医療の一種でもあります。

それは安全に、適切に使えて初めて享受できる素晴らしさです。

使い方を間違えると、お肌のトラブルになってしまうこともありますから、

ぜひ興味のある方は一緒にお勉強できたらいいなと思います😊

香りの製品問題、もう少し検討してみたいと思います。

今回の精油とフレグランスを見分けるためにチェックしたポイントについて、

後日またこちらでも配信できたらと思います。

もう少しアロマをお勉強してみたいという方はこちらから登録をしておいてください😊

【アロマのお勉強】メールマガジン版
https://sara-healing.com/p/r/zjXIKXuz

一緒に安全に楽しくアロマが使っていける人が増えるといいなと思っています。

いつもありがとうございます。

ちなみにこれは、精油😊

アロマテラピーを安全に楽しく生活に取り入れるための5日間のお勉強はこちらです。

アロマライフMasterコース

アロマを暮らしに取り入れたいけれど、何から始めたら良いのか分からない…というあなたが 安心安全にアロマと仲良くなって、使いこなせるようになって欲しくてこのコースを作りました。 楽しくて癒されるアロマテ ...

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

村川朋美との無料相談


香り師に興味があるけれど勇気があと一歩出ない、聞いてみたいことがあるなど、悩まれている方には45分間のさらとの無料コンサルテーションの機会を設けております。
遠方の方もzoomを使ってお話させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

無料ご相談申込み

*申込送信から2日経っても連絡がない場合は不達の可能性がありますので、公式LINEアカウントからお手数おかけしますがメッセージご連絡いただきますようお願い申し上げます。

  • この記事を書いた人

さら

香り師®︎の育成・プロデュースを行う。香り師®︎創始。 アロマテラピー、コンサルティング、タイムマネジメントなど総括して指導。依存せず自立した人たちが尊重し合える社会を創ることが目標。 【違いがあることはpositive】 時々二脊の娘のことも綴ります。 ※企業研修、セミナーご依頼等は別途お問い合わせください。

-アロマの知識, ブログ, 初めてさん向け記事

Copyright© AROMA FUTURE , 2024 All Rights Reserved.