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NARD JAPAN ナード アロマアドバイザーコース レッスン3

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先日、ナードのアロマアドバイザーコース9月生がスタートいたしました。本日はレッスン3のレポートです。

NARD JAPAN ナードのアロマアドバイザーコースとは

NARD JAPANのアロマアドバイザーコースは、日々の生活の中で精油を安全且つ適切に使えるようになることを目的として設計されたコースです。

安全なアロマテラピーを実践するために知識や理論を学び、実践を重ねます。今日は皮膚の構造と役割について学ぶ レッスン3へと進みました。

アロマでスキンケア1〜美しいお肌のために〜

このレッスン3では、皮膚についての基礎知識から学んでまいります。

今受講くださっている生徒様はセラピストもされているので皮膚の構造などについての基礎はすでに過去学ばれたこともありましたが、今一度復習も兼ね、また私なりの皮膚とアロマの関係についても加えながらお話をしました。

皮膚の基礎的なことですが、皮膚は大きく分けて3層からなります。

表皮・真皮・皮下組織と、よく聞きますよね。これは誰でも知ってる。

さらに表皮は4(5)層からなる。

真皮層に近い場所から、基底層・有棘層、顆粒層、角質層。

それ以外にも淡明層(たんめいそう、または透明層)もありますが割愛。

そして角質層の上には皮脂膜が乗っかっており、私たちの皮膚を守ってくれています。

皮膚をさらに掘り下げていくと、その結合が素晴らしいアートのような奇跡的な力で細胞と細胞がつながりあい、そして皮膚の役割をしっかりと果たすべくそこに存在しているということに気づきます。

これは本当に感動。香り師のアロマコースの0,1期の方たちにはこれはナードとは別のものですが、一度講義もしましたが、みなさまもぜひお時間があれば皮膚をさらに掘り下げて学ばれてみてください。

奥が深すぎてのめり込みますが、皮膚という側面からも体の神秘的な力を感じることができるのではないかと思います。

また話は戻りますが、

上から皮脂膜、角質層、顆粒層、有棘層、基底層、真皮、皮下組織、筋層。この順番で並ぶ皮膚の上から下まで。これが大まかな並びですね。

Structure in the skin_English notation

私の今の仕事は、皮膚のことから始まったと言っても過言ではないのですが、ずっと皮膚のことについては今も尚学び続けているようなところが多分にあります。

皮膚のどの部位ももちろん大事ですが、私がよくお話をするのは表皮、さらに表皮のうちの角質層とそして皮脂膜の部分についてかもしれません。

角質層はよくサランラップ1枚くらいの薄さですよ〜と表現されますが、一般的には約0,02ミリだそうです。

でもこのわずか0.02ミリの間にも角質層は14層程重なり合っていると言われています。

それから、知ってました?

お肌のターンオーバーって約28日周期って言われていましたが、今はもう全く違うと言われていますよね。新陳代謝のサイクルがかなり遅れていて、おっそろしいほど代謝されていないという事実!

スマホなどが日常的になり、ライフスタイルも乱れているのでそれによって代謝サイクルが遅れ、下手したら人によっては3ヶ月ほど1ターンオーバーでかかるみたいですよ。

これを聞いた時ぞっとしました笑

話を戻しますが、

私たちが日々使うスキンケアコスメもどこにアプローチをしているかというと、主にはこの角質層になります。

わずか0,02ミリのこの薄い層のために毎日一生懸命スキンケアしているんですね。美容外科などでアプローチしていくのはさらにその奥の真皮層や脂肪層、それからさらにその下部の筋肉層にまで至ります。

あ、またちょっと話が脱線しますが、最近流行りの?美容外科の治療で、HIFU(ハイフ)という治療がありますが、今までアプローチできなかった筋層にまで切らずにアプローチできるようになったとのことでお顔のたるみなどに効果的なのだと、人気だそうです。

でも、日々のスキンケアでは、肌のそのような深部まで直接アプローチすることはできませんし、できてはならないため、主に角質層までのケアをしていることになります。

そう、できてはならない。というのが、なぜかというのは法律でも決まっているからですね。

わたしたちが普段外側からアプローチし、ケアしているのはたった0.02ミリ。

それだけ。

だけど。

この0.02ミリの角質層が私たちの皮膚の保護機能にどれだけ貢献してくれているかを、よくご存知ない方も多いように感じます。

私たちのお肌の乾燥から日々第一線で守ってくれているのもこの角質層だったりしますね。

ヒトの身体全体を覆って護ってくれている皮膚は,皮下組織を含むと体重の約 16 %を占めるのだそうです。

皮膚はずーっと繋がっているので、ひとつながりの大きな大きな臓器。その大きな臓器である皮膚全体が外界と直接触れていて、生命を維持するための必要不可欠なさまざまな機能をもっています。

  1. 水分の喪失や透過の抑止
  2. 体温の調節
  3. 微生物から体を守る
  4. 物理的化学的な刺激から体を守る
  5. 感覚器としての役割など

そして、先ほどの話に戻りますが、生体保持にはたった0.02ミリの角質層が最も重要な役割 を果たすといっても過言ではなく、皮膚を理解し、そして皮膚というエリアにおいて起こるトラブルを理解するうえで,正常な状態の皮膚の構造や機能を把握しておくことはとても大切なことだと思います。

皮膚の外界(紫外線や最近、摩擦など)からの保護、そして排泄器官としての働き、そして知覚機能や体温調節、免疫器官としての働きなどあらゆる仕事をし、さらに重要なのがその上に乗っかる皮脂膜もすごい。

皮脂膜!

すごいよ皮脂膜(すみませんしつこくて)

皮脂膜は天然のクリームとか天然の保湿剤と言われます。皮脂膜は皮脂や汗が混じり合いできていますが、この皮脂膜があることで私たちのお肌は弱酸性に保たれています。よく、弱酸性のソープなどが販売されていますが、本来は自分の肌の力で私たちは肌を弱酸性に保つことができるようになっています。

本来はです。外から何かを塗らなくても、自分の力で肌を適切に、正常に保つことができる。これがとても大切なポイントで、そしてほとんどの人が見逃しているポイントでもあるかと思います。

すごいんですよ。皮脂が正常に分泌されるそのメカニズムひとつ取ったって。ここでは長くなるので割愛しますけれども。

ざっくり言うと、皮脂膜が正常に肌から分泌されることにより、皮膚や毛の乾燥を防ぎ、またこの皮脂膜があることでバクテリアなどの繁殖を防ぐという素晴らしい仕事をしてくれています。

アトピーなど皮膚疾患をもつ人たちが、皮膚を掻きこわしてしまい皮膚が再生される前に二次感染を起こしてぐちゅぐちゅになってしまうこともありますが、こういったことは角質層の健全さがどれくらいその人にあるのか、強いては角質層を健全に保つためのターンオーバー(代謝)の健全さがどれくらいその人にあるのかということもひとつ大きく影響していると思われます。

角質層は死んだ細胞が重なり合っているだけのものに見えますが、この層がきちんと並びそこに存在することで外界からの刺激の侵入を防ぎ、また代謝(ターンオーバー)が正常に行われることで水分の蒸発も防がれ正しく肌が機能し、正しく肌が機能することによって皮脂膜も正常に分泌される。

これが健全な場の皮膚の状態です。わかりますかね。この健全さのあるサイクルをどれだけ持っているか、ということが綺麗なお肌を作る秘訣だと私は思っています。

文字ではなかなか伝えるのが難しいですが、

お肌というのは、外からクリームや化粧水をしこたま塗って守ってあげるというのももちろんひとつの方法ではあるかもしれませんが、いつもいつもいつもいつもお話をしているのですが、「肌の力を使ってあげてなんぼ」というのが、オーガニック美容的な側面から考える私の今も変わらぬ肌作りのポイントのひとつです。

この辺りはまた別でもお話ができたらなぁと思います。そんな話も踏まえながらナードの講座を進めてまいりました。

そして、肌への浸透と吸収の違いについてのお話や、ではアロマの精油は肌を通過して体の中にはいっていくのか?ということの考察。

これには精油が脂溶性であることや分子量の大きさなどが関わってくると言われています。またもちろん皮膚の状態がどのような状態なのか、ということも重要なファクターです。

話し出したらキリがないですが、精油の皮膚塗布というアプローチをしたい時には押さえておきたい大切なお話がたくさんありました。

精油学

皮膚構造の基礎的な知識を一通り押さえた後は、精油学を学んでいきます。

レッスン3で学ぶ精油は

  • パルマローザ
  • ホーウッド
  • ゼラニウム・エジプト
  • ラベンダー・スピカ
  • カモマイル・ジャーマン
  • カモマイル・ローマン

どれもスキンケアや皮膚塗布で活躍する精油ばかりです。

パルマローザとゼラニウムは共通点がたくさんありますし、比較して学ぶととても面白いと思います。ホーウッドも精油の中では珍しい成分構成をしている精油ですが、これもアロマをやる人にとってはメジャーになりつつある精油で、人気の高い精油の一本です。

ホーウッドはかなり人気の上、私も切らすことができない精油です^^以前大人気だった(というか今も大人気の)ローズウッド精油がワシントン条約によって規制がかかり入手することが少し困難となりました。

でもローズウッドはとっても人気。その代用となるものとして、香りも似ていて成分構成も似ていて、使い方も同じように使うことのできるホーウッドが市場に上がってまいりました。

よく嗅ぎ比べると全然ちがいますが、でもたしかに似ています。

エネルギー的にはやっぱりちょっと違うので使い分けはしていますが、一般的なアロマを楽しむ分にはローズウッドの代用はホーウッドで十分楽しめると思います。

ラベンダースピカはたくさんあるラベンダー精油の種類の中で個人的に私は好きな精油です。ラベンダー・アングスティフォリアという精油と比較して学んでいくと面白いですね。

カモマイル2種も全く成分構成が違うのに似たような特性をもつ部分もあり、この2つの比較もとても面白い。でも香りも全然ちがうー。ジャーマンはとにかくクセが強い。というのが私の感想です笑

ローマンも香りは強いですが、うまく使うととても素晴らしいパワーをもちっます。書き出したらほんとにキリがありません笑

芳香成分類を知る

モノテルペンアルコール類

そしてレッスン3では芳香成分類としてモノテルペンアルコール類を学びます。モノテルペンアルコール類はモノテルペン炭化水素類の基本骨格に官能基-OHを持つ物質です。−0Hがあることで少し親水性がでてきます。

この辺りが化学と電子座標を見ると理解が進む部分かなと思います。モノテルペンアルコール類はアロマテラピーの世界ではかなり重宝する成分類です。抗菌作用が比較的強いのに毒性は低く安全に使いやすいということで、かなり使いやすい。抗菌作用を狙ってガツガツ使うということは個人的にはありませんが、一般的にはこれはかなり重宝される特徴であると思われます。

モノテルペンアルコール類にはゲラニオールやネロール、メントール、ボルネオールなど様々な固有分子がありますので、そちらの固有作用も合わせてみてまいりました。

ナードのアロマアドバイザーコースでは精油の小事典をみながら精油の作用などお勉強していきます。この小さいけれどぎっしりと中身の詰まった小事典はかなり役に立ちます!

これはレッスン2の時の精油学で出てくるサイプレスとジュニパーですが、このサイプレスの開いている書籍が小事典です。ちょっとだけ写っていますが、カラーでみやすいです^^

スキンケア利用に注意を要する芳香成分類と精油

さらに、スキンケアにアロマを用いる場合、毒性や刺激性についても理解しておかなければ皮膚トラブルを起こすリスクが上がります。

せっかくアロマをお肌のために使いたかったのに、逆に皮膚トラブルを起こしてしまっては大変ですので、リスクや注意点についても学んでまいります。

光毒性や光感作、それから皮膚刺激が起こりやすい成分には何があるのかということなどを更にみていきます。

うーん、ボリューム大きいですね笑 そして最後にクラフト実習があります。

この時、実は時間が足りなくて次回に繰り越したのですが、写真が上がってきたのでこちらにアップ笑

レッスン3のクラフト実習は美容オイル作りです。生徒さまはお顔用の美容オイルをお作りになられました。精油選びが楽しいですよね^^

今回も楽しく時間が過ぎていきました。次回のレッスンレポートもまだ残っているのでお楽しみに!

ナードのアロマ・アドバイザーコースは随時募集しております。できるだけ生徒様のご都合にも合わせることができるようご相談にも乗っていますので、お気軽にお問い合わせください。

概要はこちらにもございます↓

現在素敵なビッグプレゼント企画も行なっています

現在、コロナの影響により、通常はオンライン受講がNGなナードの講座がオンラインで受講できます。
(*一部、実習のみオフラインにて受講が必要です。詳しくはお問い合わせください)

アロマテラピーは役立ち、またとても暮らしを豊かにしてくれます。

香りを楽しむ心の余裕が持てると素敵なライフスタイルですね

次回もお楽しみに!

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  • この記事を書いた人

村川朋美

香り師®︎の育成・プロデュースを行う。香り師®︎創始。Aroma future主宰。 アロマテラピー、コンサルティング、タイムマネジメントなど総括して指導。依存せず自立した人たちが尊重し合える社会を創ることが目標。 【違いがあることはpositive】 時々二脊の娘のことも綴ります。 ※企業研修、セミナーご依頼等は別途お問い合わせください。

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